こんにちは、水城です。
SEO対策の無料の神ツールと崇められていたウーバーサジェスト(Ubersuggest)がとうとう有料になってしまいました。
ウーバーサジェストはキーワードプランナーとは違い、広告を出さなくても無料で正確な月間検索ボリュームやライバルサイトの情報を丸裸にできるツールとして人気でした。
まあちょっと前に、グーグルアカウントの登録をしないと関連ワードを一部しか閲覧できなくなっていたので、嫌な予感はしていたんですが、ついにその時が来てしまいましたね。
ウーバーサジェストのおじさん(ニール・パテル氏)も手間と費用をかけておられるし、そもそもいずれは有料にする前提で運営していたと考えられるので、マーケッターの立場からすればそうなるのも当然ですね。
さて、そんなウーバーサジェストですが、料金はいくらかかるのでしょうか?
ウーバーサジェスト(Ubersuggest)は、料金はいくらかかる?
ウーバーサジェストの料金は、月額2,990円です。(当初は月額1000円だったのですが、2020年4月に入ってから値上げされたようです。)
7日間無料お試しをやっています。
ちなみに、キーワードプランナーでは広告を出すのに月200円程度かかります。
ウーバーサジェストはその15倍の値段ですが、その価値はあるのでしょうか?
ウーバーサジェストは有料になったが使う価値はあるのか?
ウーバーサジェストは有料になりましたが、月2990円払ってでも使う価値はあるのでしょうか?
結論から言うと、その人次第だと思います。
そもそも基本的にウーバーサジェストを使う人というのは、アフィリエイターやWebマーケッターがほとんどでしょう。
その利用目的はキーワードの月間検索ボリュームや関連ワード、被リンク、SEO難易度等の調査であると考えられます。
では、アフィリエイターやWebマーケッターは全員お金を投じてでも使うべきなのか?
私はそうは思いません。
キーワードはあくまでもお客さんの悩みとアフィリエイターの記事を橋渡しするものに過ぎません。
大事なのはその悩みに答えられる記事を自分が書けるかどうか、価値を提供できるかどうかということです。
「いや、でも月間ボリュームの少ないキーワードとかライバルの弱いキーワードを見つけられるならそれに越したことはなくない?」
といった意見もあるでしょう。
もちろん私もそれには同意見です。
しかし、そういった「スキを狙う」ことばかり意識して「お宝キーワード」なるものを見つけることに躍起になってしまい、本来の記事を書く目的を忘れてしまっている人が多いのが実情です。
その結果、記事タイトルが3語を無理やり詰め込んだようないびつなものになっており、その記事の中身もとうていユーザーの悩みを解決すべく書かれたものとは言い難い内容になっているブログを結構見かけます。
とはいえ、偉そうに言っている私もお宝キーワードを探し出すことに躍起になっていた時期がありました。
月間検索ボリュームが1000程でSEO難易度が20~30程度といったキーワードを探すのに、一時間くらいかけていたことがあります(笑)
2,3語組み合わせたロングテールキーワードで、そういったお宝キーワードを見つけたときは歓喜したものです。
しかし、ようやく見つけ出したのは良いものの、3語の複合ワードを記事タイトルに自然に取り入れることができなかったり、そもそも記事タイトルに合った内容の記事を自分が本当に書けないことに気づいたりしたのです。
私の実力不足と言われればそれまでですが、やっていることの不自然さがぬぐい切れませんでした。
しかし、あるときキーワード選定にあまり労力を割かなかった記事が上位表示されたことがありました。
もちろんお客さんの悩みとして深いキーワードであり需要があることは分かっていましたが、月間検索ボリュームとかライバルの強さとかを意識せずに書いたのです。
順位は最初は検索結果の3ページくらいだったのが、2か月したら1ページ目の5位に来ていました。
おそらくその記事のおかげだと考えられますが、グーグルアナリティクスで確認すると滞在率が大きく上がっていました。
そのときから私はお宝キーワードを見つけることよりも、ユーザー目線の記事を書くことのほうがSEO的にも有利になるということに気づいたのです。
それからはキーワードツールにはあまり頼らなくなりました。
見るのはグーグルサジェストキーワードと関連キーワードくらいです。これらはツールを使わずとも確認できます。
実際にこれでも十分にお客さんのアクセスを集めることができています。
ですので、私は有料のツールなんてのは必要ないと考えているわけです。
もっとも、あなたが実際にこれまでウーバーサジェストを使って成果を出しており、月2,990円の元が取れるのであればお金を払ってでも使用する価値はあるでしょう。
しかし、そもそも今までに(私も含め)ウーバーサジェスト等のSEO対策ツールを活用して結果を出したことのない人間が、
「ウーバーサジェスト有料になっちゃった・・・どうしよう?」
と嘆くのは冷静に見ればおかしいわけです。
最も効果的なSEO対策とは?
じゃあ、SEO対策はどうすればよいのかという話ですが、私が意識しているのは、
・見出しにキーワードを含める
・滞在率や巡回率を高めるべく最後まで読まれる記事を書く
の2つだけです。
特に2つめの
「滞在率や巡回率を高めるべく最後まで読まれる記事を書く」
というのが重要になってきます。
なぜなら、滞在率や巡回率が高い記事はユーザーにとって役立つ記事であるとグーグルが評価して上位表示しようとするからです。
では、最後まで読まれるような記事を書くにはどうしたら良いのでしょうか?
それを支えるスキルがあるのですが、それが何かお分かりでしょうか?
・・・
それはコピーライティングのスキルです。
コピーライティングの力を鍛えて記事を書くことによって、お客さんに最後まで読まれるだけでなく、他の記事も読んでみたいと思ってもらうことができるのです。
その結果、滞在率や巡回率も上がり、グーグルからも評価され記事が上位表示されるようになるのです。
「コピーライティングの力を使って自分の記事を最後まで読んでもらえるようになりたい!」と思われた方は以下の記事もご覧ください。
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※ちなみにこの記事では、どんな記事でも使えてSEO的にも強い「オールマイティテンプレート」についても紹介しています。
それでは、キーワード選定に躍起になるよりも、最後まで読まれる文章を書くことのほうが重要というのが今日の結論でした。
以上、水城でした。