せっかく記事を書くなら検索結果で上位表示させたいですよね?
私が最近投稿したある記事がわずか25日で検索結果の2位に躍り出ました。
その時の事例を紹介します。
結構、有料級の内容なので、ぜひ集中して読んで、
上位表示の考え方を身に着けていただけるとうれしいです。
投稿からたった25日で検索順位2位に躍り出た記事の事例
私は、以下の記事を4月1日に投稿しました。
(ちなみに投稿時は書きかけで、ちゃんと完成したのは4月8日でしたw)
↓↓↓
【神本!】現代広告の心理技術101の評判・レビューとアフィリエイトの裏側
その後、4月25日に
「現代広告の心理技術101 + アフィリエイト」
というキーワードでグーグルの検索結果2位に躍り出ました。
※本当かな?と思う方は、ぜひ検索して確かめてみてください(笑)
※計測し始めたのは、4月8日なので、表やグラフは4月8日からになっています。
※「COMPASS(コンパス)」というキーワードチェックツールで計測しています。
グラフと表を見ていただければわかる通り、
4月8日では検索順位は61位でしたが、
それから約17日後の
4月25日には2位になりました。
なので4月1日~4月25日の
わずか25日で検索結果の2位に躍り出たことになります。
結構スムーズにいったと思います。
ちなみに途中、順位が上下していますが、
これはグーグルが投稿されたばかりの記事の
順位を変動させて様子を見ているためです。
会社で言うところの試用期間みたいなものでしょうか。
この試用期間内でのユーザーからのクリック率、サイトへの滞在率によって
記事の本当の評価が決まっていくということのようです。
(ただ、今回は短期間で上位表示できたので、そういった指標よりも、
どちらかというとコンテンツのボリュームだけで評価されたような気もしますが)
そして、表とグラフを見ていただければわかる通り、一度2位になった後はずっと2位のままになっています。
このように、評価が固まっていくと順位は安定していきます。
記事を上位表示させるキーワード戦略とは?
ではここから、ブログ記事を上位表示させるためのキーワード戦略をお伝えします。
基本的に上位表示させたい記事を書く時は、私は以下の順番でキーワードを決めています。
①軸キーワードを決める
②軸キーワードの関連キーワードと検索ボリュームを調べる
③軸キーワードのライバルの強さを調べる
順に解説していきますね。
①軸キーワードを決める
まずは軸キーワードを決めます。
軸キーワードとは、自分の発信しているジャンルの主たるキーワードです。
例えば、
アフィリエイトの発信なら「情報商材アフィリエイト」「トレンドアフィリエイト」など、
YouTubeの発信なら「YouTube」「YouTubeアドセンス」などになります。
ここで大事なのは、
「自分の発信の内容に合ったキーワードにする」
ことです。
当たり前ですが、ネットビジネスについての発信をしているのに、
芸能人のトレンドネタのキーワードの記事を書いても意味がありません。
たとえそれでアクセスが集まったとしても、
それから商品購入につながったり、メルマガ登録につながったりはしないからです。
ですので、基本的には自分の発信ジャンルに応じた軸キーワードを選定しましょう。
さて、今回の事例は「現代広告の心理技術101」のレビュー記事なので、
軸キーワードは
「現代広告の心理技術101」
となります。
②軸キーワードの関連キーワードと検索ボリュームを調べる
軸キーワードが決まったら、その関連キーワードとその検索ボリュームというのを調べます。
とはいえ、一旦まずは、軸キーワード単体で検索してみます。
90万4千件とのこと。
検索結果が100万件以下とライバルは少なめですね。
ですので「現代広告の心理技術101」の場合は、仮に軸キーワードだけでも、
質と量の伴った記事を書けば、それなりの順位は狙えるかもしれません。
しかし基本的には、軸キーワードだけで上位表示させることは狙いません。
理由は2つあります。
一つ目は、軸キーワード単体だとライバルサイトの数が多く、昔ながらの強いライバルも多いので、検索結果の1ページ目に載るのは基本的に難しいためです。
例えば「ダイエット」とかだと、2億5千万件の結果がありますし、
企業のサイトなど強いライバルが既にたくさんいます。
二つ目は、そもそも軸キーワードだけではユーザーの検索意図が見えにくいので
どんな切り口での記事を書いたら良いかがぼやけるからです。
というわけで、軸キーワードに対して、関連キーワードというのを加えます。
関連キーワードを探すため、「現代広告の心理技術」の検索結果で出てきたページの下部に行きます。
赤枠内に並んでいるのが「関連キーワード」と言って
すべて実際にユーザーに検索されたことのあるキーワードです。
つまり、今後も検索される可能性がかなり高いキーワードということです。
これをキーワードプランナーというツールにかけてチェックします。
これにより、月間平均検索ボリュームというのが確認できます。
この月間検索ボリュームが重要。
月に何回くらい検索されているかが分かるからです。
結果を見てみると、玄関検索ボリュームは「10~100」のキーワードがほとんどでした。
(本当は100~1000とかあればおいしいのですがw)
さて、この中から実際に記事を書く関連キーワードを決めていきます。
関連キーワードを選ぶうえでのポイントは2つです。
- ユーザーの検索意図はなにか?
- 自分が記事を書けるキーワードか?
まず①ですが、「現代広告の心理技術101 + アフィリエイト」の検索意図としては、
- この本を既に持っていてアフィリエイトしたい人
- 本を持っていないけどアフィリエイトできるかどうか知りたい人
- この本のアフィリエイト報酬が知りたい人
- この本の内容はアフィリエイトに活かせるのかどうか知りたい人
等々が考えられます。(他にもあると思います)
このように検索意図を推測することが重要です。
ちなみに、もし検索意図が分からなければ、実際にそのキーワードで検索してみて、
上位に表示されるライバルサイトの記事内容を確認してみてください。
なぜなら、それで上位に表示される記事というのは、グーグルが
「この記事の内容はユーザーの検索意図を満たしている」
と判断した記事だからです。
その内容を見ればだいだい返すべき回答が分かるからです。
次に、②の自分がこのキーワードでの記事を書けるかどうかについてですが、
そもそも私は「現代広告の心理技術101」のレビュー記事を
書こうと思っているわけなので、これもOK。
レビュー記事の中でアフィリエイト報酬の話や、
この本の内容がネットビジネスに活かせるという話をするので
検索ユーザーが求めている答えを返せるはず。
というわけで、複合キーワードは
「現代広告の心理技術101 + アフィリエイト」
に決定!
これで検索してみます。
ライバル件数は45万3千件に減りました。
ライバル数が100万以下なので、ライバルに勝てる内容を書ければ
結構、早いタイミングで上位にあげることができそうです。
※なお、検索結果が100万件以上あっても、上位表示できる可能性はあります。
大事なのは、ライバルの数よりも強さです。
③ライバルの強さを調べる
さて、最後にライバルの強さを調べます。
私は以下の3つの指標をチェックしています。
1.ドメインの強さで判断する
2.ライバルの記事内容を確認する
3.記事タイトルにキーワードが全部入っているかどうか確認する
1.ドメインの強さで判断する
まず、以下のサイトはドメインの評価が高く強いライバルです。
- 専門サイト
- 企業のサイト
逆に以下のサイトは弱いです。
- アマゾン・楽天
- Yahoo知恵袋・教えてgoo
- まとめサイト
- 個人の雑記ブログ
今回の場合、検索結果に
「現代広告の心理技術101」の出版社である
ダイレクト出版のサイトがあります。
これはこの本の出版社のサイトなのでもちろん超強いですw
これに勝つことは考えません。
2.ライバルの記事内容を確認する
私以外に「現代広告の心理技術101」をレビューしている個人のサイトの強さに関しては、中身をチェックするしかありません。
記事の分量や質を確認した限り、そこまで強そうには見えませんでした。
3.タイトルにキーワードが全部入っているかどうか?
次に調べるのは、ライバルの記事タイトルにキーワードがすべて入っているかどうかです。
「現代広告の心理技術 + アフィリエイト」で検索した記事の一覧のタイトルに注目。
確認してみると、記事タイトルに
「現代広告の心理技術101」「 アフィリエイト」の
両方のキーワードが入っているのは一番上の1サイトだけです。
他のサイトは、「現代広告の心理技術101」しか入っていません。
この場合、自分が書く記事タイトルに
「現代広告の心理技術101」「 アフィリエイト」の両方含めれば、
勝てる可能性が高いと考えられます。
というわけで、1~3のライバルチェックの結果、勝てる見込みは大ありと判断しました。
後は頑張って記事を書くだけです!!
検索結果で上位表示させる記事を書く際のポイント
上位表示させるための記事を書く際のポイントについて解説します。
ユーザーの検索意図に回答する
ユーザーさんはなにかしらの解決したい悩みがあって、
検索窓にキーワードを打ち込み、サイトに訪れるわけです。
ですので、そのキーワードで検索するユーザーさんは何が知りたいのか=「検索意図」について考えましょう。
また、キーワードプランナーで表示された関連キーワードから選ぶときには、
自分がその内容の記事を書けるキーワードを選びます。
回答できないキーワードを選んでも記事を書くことはできませんからねw
お客さんをどう誘導したいか考える
そして実は、検索意図に答えた後が重要です。
その記事を読んでもらって悩みが解決した後に、
お客さんにどういう行動をして欲しいのかも考えて記事を書く必要があります。
- 他の記事を読んで欲しいのか?
- メルマガに誘導したいのか?
- 商品を買って欲しいのか?
今回は、レビュー記事なので商品を買ってもらうことが目的でした。
このように
- 次にどんな悩みが生じそうか?
- さらにどんなことが知りたそうか?
- そして何を伝えれば、こちらが思う次のアクションを起こしてもらえるか?
等々。
こういったゴールを意識して記事を書いていきましょう。
キーワードを記事内にも入れる
記事の見出しや本文に、軸キーワードや関連キーワードも入れるとSEO対策になります。
見出しと本文内にキーワードを散りばめていきましょう。
もちろん散りばめすぎると不自然になるのでNGですw
コツとしては、「この本」「先ほどの本」にように指示代名詞を使わずに、
「現代広告の心理技術101」という風に正式名称を使っていくことです。
記事の文字数は多めに
文字数はどうすれば良いかというのはよくある質問ですが、ライバル次第です。
ライバルが2000文字なら自分は3000文字、
ライバルが5000文字なら自分は1万文字
といった具合です。
ちなみに今回事例として取り上げた
こちらの記事は9025文字でした。
ですが、ライバルの文字数を意識したというよりは、
伝えたいことを全部書いたら自然にそれくらいの分量になったという感じです。
とはいえ、現実的には文字数も重要な要素ですw
分量で攻めてみるのもいいと思います。
滞在時間を延ばす裏技!
もう一つとっておきのことを教えてしまいます。
記事では、途中にYouTube動画も載せているのですが、
これは記事への滞在時間を高める効果があるのです。
滞在時間が高まると、その記事のグーグルからの評価も上がっていきます。
ぜひやってみて下さい。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私が過去にブログアフィリエイトを中心にやっていた時は、
いろんなキーワードツールを使ったりしていましたが、
その必要はなかったと思います。
結局のところやることはシンプル。
今回解説したキーワード戦略だけで十分に通用します。
あと大事なのは、記事を読んでもらった後にお客さんにどうして欲しいかということですね。
私はこの記事で述べてきた戦略によって、メルマガ登録へと多く誘導できている記事もあります。
これまでブログにアクセスが集まらなかった方も、ぜひこのキーワード戦略で上位表示を狙ってみてください。
※リンクを貼っておくので、ぜひこの記事を研究してみてくださいね~。
【神本!】現代広告の心理技術101の評判・レビューとアフィリエイトの裏側
それでは!
※5月9日追記
関連キーワードに、「現代広告の心理技術101 評判」というのを見つけました!
これを記事タイトルに入れたらどうなるかな?と思いました。
そこで、5月6日の夜に、
この記事のタイトルに「評判」というキーワードを入れてみました。
そしたら、以下の通り。
検索ワード「現代広告の心理技術101 評判」で
5月8日に一気に順位が上がりましたw
記事内に本の「評判」についてはぶっちゃけそこまで書いてないのですが・・。
グーグルも機械なので、現実はこういうものかなと思います。
レビュー系の記事だと、そもそも
「評判」「レビュー」「特典」
といったキーワードを入れるのは常識なので、
今まで入れてなかったのはもったいなかったですね。
というわけで、記事の本文と合っていなくても、
上位表示させたい関連キーワードを記事タイトルに入れるだけで、順位が上がることもあるというお話でした。
ぜひやってみてください^^